ワクチン接種券、届きましたが・・

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ワクチン接種券、届きましたが・・

ワクチン接種券、届きましたが・・

2021/06/30

 高温多湿で不快指数の高い日々が続く中、
ナンダカンダ言いながらも、SARS-CoV-2ワクチン接種は進んでいるようです。

 一時期、盛んに議論されていた「打ち手不足」の問題はどうなったのでしょうか。
救急救命士や臨床検査技師にも、接種の担い手となってもらうと決まったものの、
彼らが実際に接種を担当しているという話は聞こえてきませんが・・・

 いざという時に備えて、薬剤師にも筋肉注射の実地訓練を行う
都道府県もあるようですが、出番は回ってくるのでしょうか?

 

 厚生労働省は、今年2月から6月18日までに、
ワクチンの接種後の死亡事例が356人となったと発表しました。 
内訳は、ファイザー社製355人、モデルナ社1人となっています。
接種人数に対する死亡例の割合は、100万人あたり16人ということです。

 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000796557.pdf


 死亡原因を眺めてみますと、
脳出血や心臓血管系の症状によるものが大半を占めていますが、
6月13日までに報告されたファイザー社のワクチン製接種後の死亡例277人について
厚生労働省は、「ワクチン接種との因果関係は評価できない」または「認められない」としています。

 しかし、剖検は実施されておらず、
それら致死的な症状を引き起こした原因を検討するにあたっての情報や
因果関係を評価する材料は、絶対的に不足しているとしか思えません。

 ワクチン不足が問題となっていた韓国でも、接種が進み始めた今、
下記のような事態が発生しているようです。

 ワクチン副反応2日間で新たに8833件 死者11人増=韓国 2021.06.23 11:02 
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20210623001400882

 

 また、ワクチン接種率の高さを誇っていた諸外国で、
接種後、次々と感染再拡大が起きています。

 問題山積のこのワクチン、世界的にこのまま接種が進んでいった場合、
次は一体何が起きて、社会はどのような状況に陥っていくのでしょうか・・

 そのようなことを考えていたところ、思いがけず、見慣れない封筒が届きました。

 「新型コロナウイルスワクチン接種券在中」と、赤字で明記されています。
そうです・・・まさにそのワクチン接種を促す・・・

 優先接種の対象である高齢者と医療従事者の接種もまだ完了しない中、
 60歳以下である私にも、こんな早くに通知が届くとは、正直思ってもみませんでした。

封筒の中身は

 開封してみると、 A4サイズの説明書と予約票が入っていました。
小さな字でビッシリ・・正直、あんまり読む気にはならないような・・・

 接種券は、このようになっていました。

 

 以前、前期高齢者の方が「赤紙が来た」と言って見せてくださったのは、
ピンク色の紙で、3通りの接種方法(大阪市・大阪府・かかりつけ医)と、
各々の会場で受けられるワクチンの製造メーカー(全てファイザー社)が
記載されていましたが、随分と様式が違いました。

 

 自分で電話またはネット予約しなければならないのは同じですが。

 
 大規模接種会場を準備したものの、その人気?が長くは続かず、
医療従事者・高齢者の先行接種、職域接種が進行する中、
それ以外の一般人にも、一時は「絶賛 予約受付中」だった新型コロナワクチンですが、
その後は状況が目まぐるしく変わり、「新規受付休止」となったりもしています。

 

 国内で承認されている3社の外国製ワクチンに加え、
少なくとも4社により日本製のワクチン開発も進んでいますが、
この先、ワクチン競争(狂騒)はどうなっていくのでしょうか。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00223.html

 

 今後また新たな変異株の出現も予測される中、安全性が保証され、
しかも確実に効果のあるワクチンは開発されるのでしょうか?

 

 かつて、感染症の基礎研究に携わった経験のある身としては、
いろいろな意味で関心のあるところではありますが、
しばらくは静かに状況を見守りたいという心境です。 

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