暑さ寒さも彼岸まで
2020/09/22
今日はお彼岸の中日、秋分の日です。
全ての魂が思い入れのある場所へ還る時であり、
また全ての人の意識が在るべき場所へ向かう時でもあります。
大阪は、お昼過ぎまでは汗ばむほどだったものの、その後はどんよりして肌寒いくらいです。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね。
東洋医学的に考えると、春と秋のお彼岸は陰陽の調和がとれていて、
カラダへの負担が少ないので、本来もっとも過ごしやすい時候であるはずです。
しかしながら近年は、この時期でも夏のような陽気が続くことが多かったのですが、
今年は豪雨の7月&酷暑の8月と、命を脅かす異常気象で我々を戒めた罪滅ぼしか、
お天道様もお彼岸にはその手を緩め、穏やかに落ち着いてくれたのでしょうか?
爽やかな秋晴れの日はすがすがしい気分になりますが、
「燥邪」がはびこり、肺や喉や皮膚を乾燥させるので、
健康を維持するためには、カラダを潤す食べ物を摂る必要があります。
白い食べ物がそれに該当します。
大根、ナシ、山芋などなど・・・
カウンセリングでも、そのようなお話をさせていただいています。
反面、雨に悩まされる日が多いのも秋の特徴で、明日から秋雨前線が活発になるようです。
また、秋は台風シーズンでもあります。
南の海上で発生した台風12号が、じわじわと日本列島に近づいているようですが、
今度は大きな被害をもたらさずに退散してくれるよう、祈るばかりですね。