「大雨時行(たいうときどきふる)」です・・・【自然医科学研究所】

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「大雨時行(たいうときどきふる)」です・・・【自然医科学研究所】

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2022/08/06

 一年で最も暑いと言われる「大暑」(たいしょ)も、終わりに近づきました。
次はもう二十四節気の「立秋」(りっしゅう)で、暦の上では秋の始まりです。

 8月2日~6日頃は、七十二候で大暑の末候「大雨時行」 (たいうときどきふる)となります。

 文字通り、さっきまで真夏の太陽がギラギラと照り付けていたかと思ったら、
入道雲がむくむくと湧き上がり、乾いた大地を潤すかのように、
突然の雷鳴とともに激しい夕立に変わったりします。

 時に「ゲリラ豪雨」と呼ばれる荒れ狂った天候となった時には、
傘を持たずに外出していたりしたら、前も見えず、どうすることもできないまま、
しばし唖然茫然としてしまいますよね。

 場合によっては被害をもたらすほどの豪雨となることもありますが、
この時期の雨の多くは、その場・その時限りであることがほとんどなので、
しばらく雨宿りをしていたら、ウソのようにまた青空が戻ってくることが多いです。

 

 しかし今年は、一時的な豪雨ではなく、
前線の影響などによるやや長期的な大雨が続いている地域がいくつかあります。

 家屋が浸水により倒壊したり、川のようになった道路を、
住民がゴムボートで避難する様子が映し出されたりしており、胸が痛みます。

北陸を走る特急列車は、記録的豪雨により土砂崩れや冠水などの被害が出たため、
帰省ラッシュを前に、何日間も運休することとなりました。


 異常気象が続いている今年ではありますが、一体、自然界に何が起きているのか・・

 豪雨の被害に遭われた地域の復興が1日も早く行われ、
そこに暮らす人々が、お元気で「実りの秋」を迎えられますことを、祈るばかりです。

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