玄鳥至 (つばめきたる)・・・【自然医科学研究所】

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玄鳥至 (つばめきたる)・・・【自然医科学研究所】

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2022/04/08

 二十四節気の「清明」となりました。桜は散り始め、代わりに新緑が瑞々しく輝いています。

 そして、4/4~4/8は、七十二候の初候「玄鳥至 (つばめきたる)」です。
文字通り、夏鳥であるツバメが飛来する候となりました。
「玄鳥 (げんちょう)」とは「黒い鳥」という意味ですが、これはツバメの別名です。
よくみると真っ黒ではなく、青光りしているようなのですが。
ツバメは、冬場は暖かい東南アジアで過ごし、繁殖の為にはるばる日本にやってくるのです。

 ツバメは日照時間の長さを感知して渡来するため、天候や気温に左右されることなく、
毎年、同じ頃にやってきて、そして去っていくのです。
秋には、七十二候の「玄鳥去(つばめさる)」があります。
 

 ツバメの飛来は、我が国の本格的な農耕シーズンの始まりを告げますが、
ツバメは米などの農作物を荒らさず、害虫だけを食べてくれる益鳥です。
そのため我が国では昔から、「ツバメが巣をかけると、その家には幸せが訪れる」
と言われてきたほど、珍重され、親しまれてきた鳥なのです。


 ツバメ (燕) という漢字が入っている「燕子花(かきつばた/杜若とも書く)は、
ちょうどツバメの子が舞い始める頃に咲きます。
あやめ科の多年生植物で、水辺に生え、ハナショウブに似ており、
初夏の訪れとともに、濃紫の美しく大きい花が咲きます。

 そういえば、華道の教材として、この時期にはよくかきつばたを活けたものです。
ハナショウブより葉が広くて柔らかいです。

 現在は、長野県と環境省の準絶滅危惧 (NT) となっているようです。

 

   かきつばたは、薬草でもあります。根茎が去痰薬(痰をとる)として用いられます。
花は染料として用いられます。

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