小満です・・・【自然医科学研究所】

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小満(しょうまん)です・・・【自然医科学研究所】

小満(しょうまん)です・・・【自然医科学研究所】

2021/05/21

 本日5月21日は小満です。
立夏から数えて15日目頃で、日ごとに陽気が良くなり、
気温も上がり、動植物たちが活発に成長する頃です。

  日光にも恵まれ、自然界の氣が次第に長じて天地に満ち始める時期で、
「すべての命が生長し、栄えて満ちあふれていること」
を意味する言葉として、小満と呼ばれます。

  太陽黄径は60度。日差しもだいぶ強くなり、暑い日も多くなりますが、
「梅雨の走り」の時期でもあり、ぐずつく天候が続くこともあります。
この雨は、田植えの準備を始めるにあたり、大切な恵みの雨となります。

 通常は、その後、しばらく安定した天候が続いた後、
本格的な梅雨に入るのですが、
今年は全国各地で、記録的な早い入梅となりましたね。
当地でも、観測史上最速という5月16日に梅雨入りの発表がありました。

 それに、今年の梅雨は、雨量も多く、雨の降り方も激しいようです。
昨夜は、大阪市内でも珍しく、大雨警報が発令されました。
各地で、水害など発生しなければ良いのですが・・・
 

 小満の頃は、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、
梅の実がなる頃でもあります。
店頭にも、梅の実や、それを漬けるための容器が並んでいますね。
自家製の梅干し、梅酒、梅ドリンク(ジュース)などを作られる方には、
待ちに待った季節とも言えるかもしれません。

 

 梅は、種々の優れた作用を持つ健康食であることが知られています。
中医学的には、未成熟果実(青梅)を燻蒸したものを烏梅(うばい)、
花蕾を乾燥したものを緑萼梅(りょくがくばい)といい、

前者は、慢性咳嗽(長く続く咳)、慢性下痢、
虚熱による消渇(カラダが弱っていることによる脱水症状)、
回虫症の腹痛、嘔吐、止血、排毒などに用い、
後者は、側脇部・季肋部の脹痛、上腹部のつかえ、胃痛、食欲不振
などに用いられる、いずれも優れた生薬です。

 両者とも平性で、カラダを冷やしも、不必要に温めもせず、中庸に保ちます。

 性味は、いずれも酸味です。これはなんとなくわかりますよね。

 
 梅の実は、栄養学的にも優れています。
有機酸が豊富に含まれているのが特徴で、
疲労回復などに有効なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、等を含む他、
タンパク質やビタミン、カルシウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄
などのミネラルも豊富に含まれています。

 梅の実は、他の果物に比べれば小さいにも拘らず、
ミネラル含有量はミカンやリンゴ、ブドウよりも多く、
カルシウムはリンゴの4倍、鉄は6倍も含まれています。
マグネシウムや亜鉛も、梅の実の方が多いのです

 

 このように優れた食材である梅の実ですが、
その食べ方というと、どうしても梅干しを連想してしまいがちです。

 しかし、塩分制限のある方は、口にしづらいですし、
梅干しが苦手な人も、結構いらっしゃいます。

 そのような方にもおすすめの梅ドリンク(ジュース)を
簡単に作る方法をお教えしましょうか。

 梅干しには、熟した梅の実を使いますが、
梅酒や梅ドリンク(ジュース)には、熟す前の青い梅の実を使います。

 きれいに洗った(できれば煮沸消毒)瓶に、
洗ってヘタを取り除き、水分を拭き取った青梅を入れ、
天然のミネラルたっぷりの焼き塩を振りかけて、
しっかり蓋を閉め、冷蔵庫で保存するだけです。
氷砂糖でつけた時のように、カビが生えることもありません。
水分が出てきたら、そのまま、あるいは水や炭酸水で薄めて飲んでください。
甘みが欲しい場合は、はちみつや黒糖などを入れるとよいでしょう。
その他、ドレッシングに混ぜるなど、作っておけば色々アレンジが楽しめます。


 梅の豊富な栄養効果を摂取できるのみならず、
海の恵みである豊富なミネラル、
さらにはカラダのサビをとり万病の元である活性酸素を除去してくれるという
この最強の梅ドリンク(ジュース)を飲んで、
長くなりそうな今年の梅雨、
そして終息の見えないパンデミックを
健康を損なうことなく、元気で乗り切りたいものですね。  

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