大雪（たいせつ）です・・・【自然医科学研究所】

　2021年は12月7日が大雪となります。冬至までの期間を指します。
「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。

　山間部だけでなく、平野部にも雪が降り始めるころであることから
こう呼ばれるようになったのでしょうか。

　太陽黄径は255度。朝は日が仲々昇らず、日暮れの早さにもドキッとします。

　朝晩の冷え込みも厳しくなってきて、暖房なしでは辛いですね。
 

　この時期には、カラダを温めることももちろん大切ですが、
乾燥が激しい時期であることを踏まえ、カラダを潤すための対策も必要です。

　ただでさえ今冬は、感染拡大防止のためのマスクやアルコール消毒で、
例年より肌荒れや手荒れのひどい方が多いのではないかと思いますが、

お肌の乾燥は、肺や呼吸器の乾燥も意味しており、
その状態が続けば、感染症にもかかりやすくなってしまいます。

　是非とも、『温める＋潤す』ための食事で体調を調えたいものですね。

　白菜や大根、ごぼう、れんこん、かぶら、白ねぎなどの冬野菜や、
ブリやホタテ、牡蠣など、旬の海の味覚が嬉しい時節でもありますので、
たっぷり野菜の摂れる鍋料理などもいいですね。

　鍋物や汁物に、ショウガをプラスすると、尚良いです。
山芋など、潤す食材も忘れずに。

　
　加えて、腹巻やレッグウォーマーなどで、カラダ温めることも必要です。
外出時の冷えから守るだけでなく、睡眠の質も良くなりますよ。
 

　海の幸と山の幸を上手に採り入れ、身近なグッズを活用して、
来る本格的な冬に向け、万全の健康管理体制で臨みたいものです。