穀雨(こくう)です・・・【自然科学研究科】
2021/04/20
4月20日は穀雨(こくう)です。
「穀雨になると霜が降りなくなる」といわれるように、
朝晩の肌寒さもなくなり、まさに春真っ盛り、です。
太陽黄径は30度、日が長くなってくるのを感じます。
穀雨は春季の最後の節気であり、次はもう立夏(りっか)です。
「風邪(ふうじゃ)」により変わりやすい春の天気も、
穀雨の頃にはすっかり安定し、時には夏のような陽気となることもあります。
もっとも、今年の春は異常な暖かさで、すでに、夏日を記録した地域もありますけどね。
穀雨の名前の由来でもある、この時期に降る雨は、
百穀を潤し、芽を出させる春雨として 「百穀春雨」といわれています。
穀雨以降、少しずつ多くなる春の雨で潤った田畑は、種まきには絶好のコンディションとなるため、
穀雨は、種まきなど、農作業の目安にされています。
穀雨の15日間が終わる頃に、八十八夜を迎えます。
いよいよ、夏も近〜づく♪ ですね。
店頭には、苦味成分を含み排毒を促してくれる春野菜と、
色鮮やかな夏野菜が混在するように並んでいるこの時期、
変わりやすい気温や天候に合わせて、カラダが求めている食材を選び、
健康管理に気を配りたいものです。