雨水(うすい)です・・・【自然医科学研究所】
2021/02/18
本日2月18日は、二十四節気の雨水(うすい)です。
雨水とは、雪から雨に変わる、あるいは氷が溶けて水になる、という意味で、
昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
立春から数えて15日目で、「春一番」が吹くのもこの頃とされます。
もっとも今年はすでに、関東地方で2月4日、
1951年の観測開始以降、最も早い「春一番」が吹きましたが。
立春から間もない時期の「春一番」は、肌寒かったようですね。
しかし、太陽黄径は330度で、本格的な春の訪れにはまだ遠く、
不安定な気圧変動により、急な寒波が訪れあり、地域によっては大雪が降ったりもします。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていく時期といえます。
三寒四温とは、元々は、中国北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉でしたが、
後に日本に伝わりました。
まさにこの時期の、日本の気候の特徴を表すのにぴったりな言葉ですね。
地方によっても違うようですが、この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれています。
気温変動の大きい時期ですが、そろそろ花粉も飛び始めています。
カラダを温める食材をしっかり摂取するとともに、十分な睡眠により、自律神経のバランスも調え、
冷え対策もアレルギー対策も、しっかり行いたいものですね。