「乙巳(きのとみ)」の年に思う・・・【自然医科学研究所】
2025/01/01
謹賀新年
「乙巳(きのとみ)」の表す意味は?
2025年(令和7年)が幕を開けました。「乙巳(きのとみ)」の年です。
「乙」は、十干の2番目で「軋(きしむ)」を意味しています。
陰陽五行説では木の陰のエネルギーを表し、
草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく意味を持ちます。
柔軟性や協調性を象徴し、周囲との調和を保ちながら
自身の目標に向かって進んでいく力を表しています。
また「巳」は、動物が当てはめられている十二支の中でへびが割り当てられていますが、
古来より豊穣や金運を司る神様として祀られることもあるように、
神聖な生き物として認識されてきました。
脱皮を繰り返し、その度に表面の傷が治癒していくことから、
「生命力」や「再生」「復活」といったおめでたいことのシンボルとされ、
「子孫繁栄」や「未来」、ひいては「不老不死」の象徴ともされています。
生命力の強いへびは、運気を上げる縁起物としても定番となっていますね。
へびが登場する夢は吉兆とされていたり、
へび皮の財布や、へびの抜け殻を財布に入れて持ち歩くと
金運が上がるともいわれています。
そのため乙巳の今年は、
「再生や復活を繰り返しながら柔軟に目標に向かって発展していく」年になると考えられます。
また「巳」は胎児の形から作られた文字といわれ、
「産まれる」「将来がある」といった意味や、「み」とも読めることから、
お金が身につく、努力が実るという意味合いもあるそうです。
へびの性格としては、辛抱強く、粘り強いことが特徴とされています。
「これを絶対に成し遂げる」という執着心にも近い強固な意志を持つ人は、
ヘビのような性格とたとえられたりもします。
このように考えると、「乙巳」の年である今年は、
目標を高く掲げ、どんどん新しいことに
チャレンジすべき年なのではないかという気がします。
自分の目指すべき目標に対し、へびのような執着心を持って、
たゆまぬ努力を重ねることができれば、運気も味方し、
その努力が実を結ぶ年なのではないでしょうか。
2025年が終わる頃には大きな成果が現れていることを信じて、
チャレンジと努力の年にしたいと、決意を新たにしているところです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。🐍
P.S 写真は私の作品です。