「霜始降 (しもはじめてふる)」・・・【自然医科学研究所】

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「霜始降 (しもはじめてふる)」・・・【自然医科学研究所】

「霜始降 (しもはじめてふる)」・・・【自然医科学研究所】

2023/10/28

 先週末は、急に初冬を思わせる冷え込みとなりました。
山間部では、一気に紅葉の美しさが加速したのではないでしょうか?

  10月 24日からの 15日間は、二十四節気の「霜降(そうこう)」となります。
そして10月28日までの5日間は、七十二候の初候、「霜始降(しもはじめてふる)」です。

 秋はやってくるのかしら。。とさえ思ったほど、いつまでも暑かった今夏ですが、
やはり自然界は着実に移ろい、最近では朝晩の冷え込みがぐっと増してきました。
冬用の寝具や、暖房器具の準備を始めたご家庭も多いのではないでしょうか。

 霜は、夜から朝にかけて急激に気温が下がるときに、
空気中の水蒸気が冷やされて、氷の結晶になったものです。
霜は ”降りる”と表現しますが、空から降ってくるのではありません。

 北国を除く平野部では、実際に霜が降りるのはまだもう少し先になりますが、
 霜が降りるようになると、地面近くは氷点下まで下がっています。 
しんと冷えた朝、草木や地面にうっすらと霜が降りているのを見ると、
冬の到来を肌で感じるとともに、気持ちが引き締まる思いがします。


 
 初秋の養生法の一つとして、できるだけ薄着で過ごす、というのがあります。
これは、夏の間に体内に居着いた「暑邪」をできるだけ早く追い出すためと、
来る寒さに向けてカラダを馴らすという意味があります。
ちょっと肌寒いな、と思うくらいの服装で過ごしてみると、意外と快適です。
秋口に体調を崩しがちな方は、ぜひ実践してみてください。
ただし、風邪をひいては何もなりませんので、その手前で止めてくださいね。


 そして、これから秋が深まるにつれ、少しずつ気温に合った服装にしてください。
とはいえ、今年は 11月に入ると、また夏日が戻ってくるとの予報ですので、
再び暑邪を寄り付かせないようにしなければなりませんが。。

 また、いくら夏日が戻ってきたとしても、体を冷やす食べ物は良くありません。
この時期の旬の食べ物、さつまいも、さんま、秋鮭などを美味しく食べて、
心身を調え、健康で楽しく秋を満喫したいものです。

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