「雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)」・・・【自然医科学研究所】
2023/09/24
「暑さ寒さも彼岸まで」とは」よく言ったもので、
厳しすぎた残暑の日々もようやく一段落、といった感じでしょうか。
今日は久しぶりの、というか、9月に入っておそらく初めてと言っても良い
カラッとした爽やかな秋らしい天候となりました。
二十四節気では9月23日から「秋分」となりましたが、
七十二候では 27日頃まで、「雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)」
となります。
今夏も、灼熱の太陽が照りつける中、急に雷鳴が轟き、
続いてゲリラ豪雨・・・ということが何度もありましたが、
そろそろその時期も終わりを告げるという意味のようです。
そういえば、「春分」の時には、
「雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)」という七十二候があります。
つまり、雷がよく鳴るのは、春分から秋分まで、ということなのでしょうが、
これはこの時期、自然界が雷を必要としているからと考えることもできます。
雷は、稲光と共に、空気中の酸素や窒素に化学変化を起こさせ、
窒素酸化物を生成して、雨とともに大地に降り注ぎます。
窒素系の肥料の成分である窒素酸化物は、稲や植物の成長を助けるので、
つまり雷は、稲や農産物を実らせるのに必要なエネルギーを作り出していると
考えることができるのです。
椎茸などのキノコ類も、雷に反応して成長するのだそうです。
雷鳴により人々を震え上がらせるだけでなく、時には、
家電製品を壊したり、ひいては人の命まで奪うこともある恐ろしい雷ですが、
自然界には恩恵をもたらしているのですね。
因みに、雷1回の電力は、数千万~1億ボルトと言われています。
これは100Wの電球に換算すると、90億個分に相当し、通常の一般家庭であれば、
なんと約50日間の電力がまかなえることになります。
電気代高騰の今のご時世、雷が放つ電力をなんとか活用できたら・・
なんて思わず考えてしまいますね。
もしもそうすることができたなら、農作物だけでなく、人類にとっても、
雷は紛れもなく、天からの恵みだと言うことができますね。
雷が発生する仕組みについては、以下のサイトに
わかりやすくかつ詳しい説明が書かれていますが、
https://media.kepco.co.jp/_ct/17541294
この中にもあるように、一口に「雷」と言っても
● 熱雷(ねつらい)
● 界雷(かいらい)
● 渦雷(うずらい)
● 火山雷(かざんらい)
● 冬季雷(とうきらい)
等々の種類があり、その原因や規模は様々です。
冬季雷のように、冬季に発生する雷もあります。
しかし、いずれにせよ、雷発生時には、
とてつもない強いエネルギーが瞬時に放たれる訳であり、
界雷や渦雷のように、前線の発生や移動を伴う雷の場合には特に、
頭痛がしたり、めまいや吐き気を伴うなどの体調不良に陥る人も珍しくありません。
漢方薬の「五苓散」が、良く効く薬として処方されたりしますが、
その効果は持続するものではなく、毎回、服用することになってしまいます。
何を隠そう、私も長年「気象病」に苦しみ、特に雷雨の時などは、
激しい頭痛や眩暈で、時には起きていられなくなることもあったのですが、
「五苓散」もさほど効かず、横になって静かに
悪夢が過ぎ去るのを待つしかありませんでした。
なんとかこの体質を根本的に変えたい・・・と、試行錯誤を重ねるも
コレ!と言ったものを見つけられないままだったのですが、
今年の春頃から、なんと「気象病」とは無縁になったのです。
一体、何をしたのかというと・・
特に生活習慣や食べ物を変えたわけではありません。
思い当たることと言えば、新たにコレを飲み始めたことくらいしかないのですが・・
・・でも、きっとその効果なのだと思います。
錆びない金属・白金 (プラチナ)の健康効果は、すでに広く知られていますが、
特許製法で作られたこの プラチナナノコロイドパウダー は、
これまでのものとは一線を画すと言うか、驚くほどの効果が目に見えて現れる商品です。
とは言え、「気象病の軽減」などという効果効能はどこにも書かれていないのですが、
諸病の根源である活性酸素を無毒化して、細胞をイキイキと保つこと、
さらには腸内環境を調え、超善玉菌を増やすことによって、
自分でも驚くほどの予期せぬ変化がいろいろ起きるのだということを
自分のカラダで実証したような感じです。
これから雷の鳴る頻度は下がるかもしれませんが、
秋は諸病を発生しやすい、健康管理の難しい季節です。
ましてや、今夏の異常な暑さによるダメージにより
今秋は、例年以上に、体調を崩す人が多いのではないかと思われます。
旬の食材をしっかり活用し、弱ったカラダを建て直すとともに、
エビデンスンのある健康食品なども上手に採り入れて、
この秋を健康で明るく乗り切りたいものですね。
ちなみに「雷」は 夏の季語ですが、
「稲妻」は 初秋 の季語となるそうです。面白いですね。