土のしょう潤い起る...雨水です【自然医科学研究所】
2022/02/19
2月19日は二十四節気の2番目、雨水(うすい)です。
立春から15日、季節は着実に春に向かっています。
そして今日から5日間は、七十二侯の第四侯 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)となります。
「雪に代わり温かな春の雨が降って土が湿り気を含む」という意味であり、
地が脈動し、植物も動物もうごめき始める様子を表しています。
早春の雨を詠んだ美しい名前でもありますが、
たしかに今日は、気温は高めで、午後からは雨が降りました。
雨水は、縁起が良いとされる侯でもあります。
雨水の期間に雛人形を飾ると、良縁に恵まれると言われてきました。
女の子の幸せを願って、雛人形を飾りましょう。
実際にはまだまだ寒い日も多いので、カラダを温める根菜類はじめ温性の食材を中心に、
食生活に留意し、健康で春を迎える準備をしたいものです。