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<title>オーダーメイドの指導をお届けし、情報を発信します ｜ 自然医科学研究所のコンサルタントで身体に優しい健康づくり</title>
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<description>「自然界の恵みを取り入れ、健やかな人生を」との理念を持ち、日々、本当の意味での健康をコンサルタントする事業として、東洋医学の中の中醫学を基礎とした、身体に負担の少ないオリジナル回復法や、その他様々な学びの機会をご提案しています。 刊行している書籍のご紹介や、営業予定のご案内、信頼と実績のある予防医学や統合医療のご紹介や、統合医療の大切な柱となっている醫医学や東洋医学について、真の健康を考える内容やコンサルタントについてなど、多くの方に興味を持っていただける内容をブログにて発信しています。</description>
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<title>「食品衛生月間」です</title>
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<![CDATA[
～感染症の一種です～この数年間、「感染症」という言葉を聞かない日はありませんでしたね。
世界を震撼させた「感染症」は、病原性微生物によって引き起こされる疾患です。
感染症は、がんや糖尿病などのように、
自分のカラダの内部の状態が変化することにより発症する病、
言い換えれば、私たちが生活習慣等により自分で作り出してしまう病気とは違い、
病気の原因は外部に存在しており、隙を見て私たちを攻撃してきます。
そんな彼らは、私たち人類同様、地球上に生息する生き物です。

つまり、地球上で生きている限り、
「病原性微生物」と無縁の生活を送るのは難しいということにもなります。感染症と生活習慣病の違いというか、感染症の特徴として、
「他人にうつす」危険性があることが挙げられます。
感染症が恐れられるのは、まさしくこのためであり、
1999年に今の感染症法が成立するまでは「伝染病」と呼ばれていました。

しかし、そんな感染症を未然に防ぐ手立てはあります。
感染源となる人混みを避けたり、手洗いやうがいを励行し、マスク等で防御するなどして
体内に病原体を侵入させないようにすることです。また、「外敵」が体内に侵入したとしても、全ての人が発症するわけではありません。
日頃から免疫力を低下させないような生活習慣を心がけ、
感染しても発症しない体内環境を作ることにより可能となります。

これらは合わせて『感染防御の三原則』と呼ばれます。
1.感染源の除去...手洗い、正しい消毒など
2.感染経路の遮断...人混みを避ける、不織布マスク、使い捨て手袋の使用など
3.感受性対策（抵抗性の向上）...食生活や睡眠の質の改善により免疫力upところで、一時的なパンデミックとは違い、
毎年のように悲しいニュースが報じられる「食中毒」が
感染症だと認識している人はどのくらいいるでしょうか？


「食中毒」は、広義には、汚染されたモノが口から入ることにより発症するとされ、
必ずしも微生物由来とは限りませんが、一般的には、
飲食物に付着した微生物が原因となり、
それを食べた人に健康被害を及ぼすものと定義されています。そもそも、「食べ物が腐る」すなわち「腐敗」という現象は、
微生物によって引き起こされるのです。他方、健康食として「発酵食品」がブームになっていますが、
この「発酵」という現象も、微生物なくしては起こり得ないのです。地球上で私たちと共存している数えきれない種類の微生物のうち、
私たちのカラダに害を及ぼすものによって引き起こされる現象が「腐敗」、
有益な微生物によって引き起こされる現象が「発酵」であり、
両者は紙一重であると言えるのです。そして食中毒は、食べ物を介して、
私たちのカラダに害を及ぼす微生物を摂り混んだ結果、
健康被害が引き起こされるのですから、紛れもない「感染症」なのです。感染症である食中毒は、微生物で汚染されたモノを直接食べた人のみならず、
その人の唾液や嘔吐物、排泄物等から、周囲の人に感染することもあり得ます。そして、ニュース等でも報じられているように、命に関わることもあります。
自分が食品の衛生管理に十二分に注意することはもちろん、
上記『感染防御の三原則』を守って、被害を拡大しないようにすることも重要です。


ところで、日本では、食中毒の流行期が年に二度、訪れます。
６月から９月頃と、１１月から２月頃という、真逆の季節です。これは何故でしょうか？？？感染症を引き起こす病原性微生物には、細菌、ウイルス、マイコプラズマ、真菌（カビ）、
原虫（寄生虫）など多くの種類があり、各々、性質を異にします。食中毒に関しても然りで、細菌由来のもの、ウイルス由来のもの、
アニサキスなどの寄生虫によるものなど、様々です。夏季に流行する食中毒は、主として細菌性のものとなります。
これは、細菌が、高温多湿の環境を好む（増殖が盛んになる）ことによります。一方、冬季に流行する食中毒は、ウイルスを原因とするものが多いです。
ノロウイルス、ロタウイルスなどがその代表ですが、
細菌性の食中毒より感染性の強い場合が多く、現在は食中毒全体の中でも
ノロウイルスによるものが最も患者数が多くなっています。家族にウイルス性食中毒患者が発生した場合は、タオルや食器を別にするなど、
”それを食べていない人”も感染防御対策をする必要があります。また、サバなどの魚に多い寄生虫のアニサキスによる食中毒も、冬季に多くなります。細菌とウイルスの生物学的性質の相違から、両者の間には、
予防法・対処法に多少の相違がありますが、
これについては、厚生労働省の『家庭での食中毒予防』を参考になさってください。悲しい事故が起きないためにも・・「命に関わる感染症」である食中毒について周知し、
食品衛生思想の普及･啓発そして徹底を図るためには、
食品の安全性に関する情報提供及びリスクコミュニケーションの推進が不可欠です。

そこで厚生労働省は1963年、８月の第１日曜日を含む１週間を「食中毒予防週間」と制定しました。1977年にはこれを「食品衛生週間」と改称しましたが、
2003年からは期間を拡大して、８月の１ヶ月間を「食品衛生月間」と定めました。

2018年（平成30年）6月には、食品衛生法が15年ぶりに大幅に改正されましたが、
改正の主な理由としては、家族構成等の変化により家庭の食環境が変化していること、
食に起因する健康被害（食中毒）の下げ止まり状況、
海外の食品衛生状況との整合性などが挙げられます。食中毒は、簡単かつ基本的な予防方法をきちんと守れば、防ぐことができます。
HACCPは最新の衛生管理の考え方ですが、家庭でも実行できます。前述の厚生労働省の『家庭での食中毒予防』にもありますが、

細菌による食中毒を予防するためには、
・細菌を食べ物に「つけない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
という３つのことが原則となります。

ウイルスによる食中毒を予防するためには、
・ウイルスを調理場内に「持ち込まない」
・食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」
・食べ物にウイルスを「つけない」
・付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」
という４つのことが原則となります。アニサキス（寄生虫）による食中毒を予防するためには、・食材を一度冷凍してから使うことが挙げられます。アニサキスは加熱でも死滅しませんが、
宿主である魚介類を一旦冷凍すると、解凍する際に細胞が破壊されます。食中毒の予防には「きれい」「おいしい」ことよりも「清潔」「衛生的」であることが優先されます。

命位関わる感染症であることを忘れず、日常的に『感染防御の三原則』を習慣化することも大切です。
手洗いをはじめとする衛生管理の基本を見直し、感染症や食中毒を防ぎたいものです。
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20220811165610/</link>
<pubDate>Fri, 30 Aug 2024 16:57:00 +0900</pubDate>
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<title>端午の節句と「こどもの日」</title>
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<![CDATA[
イコール「こどもの日」ではない!風薫る5月、新緑も美しく、過ごしやすい気候に加え、月初には大型連休もありますね。その大型連休の一角を担うのが5月5日の「端午の節句（たんごのせっく）」ですが、
日本では「端午の節句＝こどもの日」と理解している人も多いのではないでしょうか？
「端午の節句」は、他の多くの季節の行事同様、中国から伝わったものです。
中国では「端午節」と呼ばれ、「春節（しゅんせつ）」「中秋節（ちゅうしゅうせつ）」と並ぶ
中国三大伝統節句であり、旧暦の5月5日、2024年は6月10日（月）にあたります。
「端午節」の由来は、春秋戦国時代に遡ります。
国王の側近だった「屈原（くつげん）」という政治家が、陰謀により国から追放され、
身投げして命を落としました。

決しておめでたい日ではないのですね。。

そのため中国での「端午節」は、屈原の供養の意味を込めて、
国の安泰を祈願したり、無病息災や悪霊退散などを願う日となっています。

こどものためのお祝いの日でもないのですね。。。ちなみに、こどもの日のルーツは、1925年にジュネーブで制定された
「国際こどもの日」とされています。当初、「こどもの日」は6月1日でした。しかし、1945年、国連は11月20日を「世界こどもの日」と制定しました。
そのため、世界的には6月や11月を「こどもの日」としているケースが多くあります。

他方、敗戦からの復興を願う日本では、祝日を制定するにあたり、
もともと国民に親しまれていた文化的な日を祝日にするべきでは、との考え方があり、
端午の節句の5月5日を「こどもの日」に充てることになりました。どうやら、「端午の節句＝こどもの日」なのは、我が国だけのようですね。
しかも、どちらかというと「男の子のお祝い」の色合いが強いのも、ちょっと不可解というか...ところで、中国では、国の安泰を祈願したり、無病息災や悪霊退散などを願う日「端午節」には、
以下のようなことを行う慣習があります。

笹の葉に包んだ餅、「粽/粽子（ちまき）」を食べる竜舟（ドラゴンボート）の競争を行う菖蒲（しょうぶ）や蓬（よもぎ）の葉を吊るす蒼朮（そうじゅつ）や白（びゃくし）（＝いずれも生薬）を燻す雄黄酒（ゆうおうしゅ）を飲むこいのぼりを揚げるetc...一つ一つに謂れがありますが、
日本に採り入れられているものも、そうでないものもありますね。
「ちまき（粽/粽子）」は、川に身投げした屈原が魚に食べられないよう、
川へたくさんのちまきを投げ入れたことから、中国では「忠誠心の象徴」と考えられています。

ドラゴンボートレースは、やはり屈原の亡骸が魚に食べられてしまわないようにと、
人々が舟で川に出て太鼓を鳴らすことで魚を威嚇したことに由来しています。


薬草である菖蒲（しょうぶ）や蓬（ヨモギ）は、厄払いに使われます。
菖蒲はサトイモ科の植物で、開竅寧心、化湿和胃などの優れた効能があります。
蓬を練り込んだお餅で作った粽や柏餅も売られていますね。キク科植物の蓬には、浄血・造血作用など血液に関する良い作用の他、
排毒（デトックス）、冷え性改善、美容効果などもあるため、
ヨーロッパでは「ハーブの母、ハーブの女王」とも呼ばれています。アジアでも、女性の間で健康・美容増進のために「よもぎ蒸し」が人気なのは御存知でしょう。また、日本では「勝負」と同じ読み方をすることから、
勝負強い人生を送れるようにと、「こどもの日」に菖蒲湯に入るようになったと言われています。キク科植物の蒼朮（そうじゅつ）には、燥湿健脾、風湿...などの効能があり、
セリカ植物の白（びゃくし）には、解表、風燥湿、消腫排膿、止痛...
などの効能があります。
いずれにも「風」「燥湿」が入っていることから、風邪（ふうじゃ）を遠ざけ、
湿邪を祓い、この季節にありがきな不調から、私たちを守ってくれる力があります。「雄黄酒（ゆうおうしゅ）」というのは、白酒や黄酒に微量の雄黄を加えた飲み物です。
雄黄は石黄（せきおう）とも呼ばれる希少鉱物で、天然のヒ素と硫黄を含んでおり、
解毒薬や殺虫薬として使用されます。古代中国の人々は、雄黄酒を飲むことで厄除けや無病息災を祈願しました。
お酒を飲めない子供たちには、額や耳鼻、手足の平などに塗って、消毒や虫よけとして使用していました。最後は、日本でも「こどもの日」には普通に見られるこいのぼり。
日本一のこいのぼりの生産地である埼玉県加須市では、毎年、こどもの日に先立ち、
長さ100m、重さ330kgもあるジャンボこいのぼりが大空に舞います。
地元の老舗和菓子店では、「こいのぼりもなか」や、こいのぼりにちなんだ種々のお菓子も売られています。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240503/k10014439731000.htmlhttps://www.city.kazo.lg.jp/soshiki/shougyou_kankou/event/5650.html
中国の故事で、鯉は「滝を登りきった鯉は龍になる」と言われることから「出世魚」とされています。
戦後の復興を願った日本もこれに倣ったのでしょう。また、日本では、男の子のいる家庭で、鎧（よろい）や兜（かぶと）を飾るところもありますが、
これらは子どもたちを災いから守ってくれるお守りとしての意味があります。「こどもの日」と言いながら、「男の子のお祝い」の色合い我が国ならではでしょうか。戦争を思い起こさせるので好きではない、とおっしゃる親御さんや、
徴兵制度のない我が国ではそぐわない、とのご意見もあるようですが・・また、日本では「こどもの日」に食べるものといえば、
真っ先に柏餅を思い浮かべる人も多いと思います。これは、柏という植物が新芽が出てから古い葉を落とすことから、
その葉で包んだ柏餅には、子孫繁栄の縁起が込められています。日本では、「こどもの日」が制定されるはるか昔、江戸時代中期から、
「端午の節句」には、ちまきと共に柏餅が食べられていたらしい記録が残されているようです。当初は塩あんが使われていたようですが、次第に変化して、
小豆あんや味噌あんが使われるようになったそうです。『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する』ことを趣旨とし、
1948年（昭和23）に制定された我が国の国民の祝日「こどもの日」。この日を含む７日間は、児童福祉週間となっています。

本来は「端午の節句」であることを頭のどこかで考えながら、
中国の悲しい歴史を思い起こして無病息災や悪霊退散などを願いつつ、
暴力や虐待に遭う子供達がいなくなるよう、
そして子どもたちに明るい未来が訪れるよう切に祈りながら、
今年もチマキと柏餅を食べた私なのでした。
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20240420013726/</link>
<pubDate>Sun, 05 May 2024 19:39:00 +0900</pubDate>
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<title>「冷凍食品の日」って知っていますか？</title>
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<![CDATA[
「食欲の秋」ー自然界から与えられた美味しい食材が溢れている季節ですね。私たちは、日常的になんの疑いもなく、
作りすぎた料理を冷凍することにより保存したり、
すぐには食べきれない食材や野菜の鮮度をそこなわずに保存しておくために
調理して、あるいは生のまま冷凍したりします。そして、スーパーやコンビニのショーケースには、たくさんの冷凍食品が並んでいます。

今では誰もが当たり前のように行なっている「食品を冷凍する」という発想と技術、
この食品の冷凍技術の開発が、現代の食生活の豊かさを支えていることは、
疑う余地のない事実です。ー食品をその品質を保ったまま長期保管するために冷凍するー
すなわち「冷凍食品」の歴史は、1876年にフランス人のテリエが、
牛肉をアルゼンチンからフランスへ運搬するのに、冷凍して運んだのが始まりとされています。

日本では、1909（明治42）年、魚を保存するために、冷凍したのが始まりとされていますが、
日本における冷凍食品事業の始まりは、1920年（大正9年）北海道森町にて葛原猪平が、
現在のニチレイの前身となる森冷凍工場（後に葛原冷蔵）を建設したことに端を発します。
調理冷凍食品の始まりは、1948年、東京・日本橋の白木屋デパートで、
現在のニチレイフーズの前身である日本冷蔵が、
｢ホームミート｣｢ホームシチュー｣を試売したことによります。ちなみに、ニチレイフーズは、ニチレイグループにおいて「加工食品事業」を担い、
冷凍食品を含む加工食品の開発から製造・販売を行っている会社ですが、
その売上は90％以上を冷凍食品事業が占めています。
冷凍食品の需要がそれだけ多いということなのでしょう。また、1964年の東京五輪では選手村の食事に冷凍食品が活用されたことで話題になりました。
このことが、食品冷凍技術の進歩に一役買ったと言われています。そのような歴史を経て、今や私たちの生活にすっかり溶け込み、
なくてはならない存在となった冷凍食品ですが、1986年一般社団法人日本冷凍食品協会が、
10月18日を『冷凍食品の日』と制定しました。
一般社団法人日本冷凍食品協会は、冷凍食品の正しい知識の普及を目指す目的で設立された団体です。ではなぜ、10月18日なのでしょうか？
「レイトー」の音にちなんで「１０」月にしたのだろうというなのは、なんとなく察しはつきますが、
「１８」日の由来は何なのでしょう？これは、冷凍食品の定義を知れば、納得がいきます。『冷凍食品』とは、基本的に次の4つの条件を満たしたものを指します。・前処理している
新鮮な原料を選び、きれいに洗浄したうえで、たとえば魚であれば
頭・内臓・骨・ひれなどの食べられない部分を取り除いている。・急速凍結している
食品の組織が壊れて品質が変わってしまわないように、非常に低い温度で急速凍結している・適切に包装している
利用者の手元に届くまでに、汚れたり、形くずれしたりすることを防ぐため、包装されている。・品温（食品の温度）－18℃以下で保管している
生産・貯蔵・輸送・配送・販売の各段階を通じて、一貫して－18℃以下に保つよう管理している。これでもうお分かりですね？冷凍食品は、マイナス18℃以下での保存、流通が要件として定められているのです。ただ、実は、これは業界が定めた「冷凍食品自主的取扱基準」という自主基準であり、
食品衛生法では、有害微生物が増殖できないマイナス15℃以下を基準として定めています。
しかしこれは、「おいしさを長期間担保する」という観点での基準ではありません。
一方、一般社団法人日本冷凍食品協会では、
マイナス18℃以下で保存すれば、約1年間ほぼ元の品質を維持できる上に、
細菌の繁殖を抑え、食品の酸化や酵素反応などの変化を抑制できることから、
消費の際の品質保持の観点からマイナス18℃以下と設定しました。これは、食品の国際規格であるコーデックスにおいて定められている
マイナス18℃以下という保管温度とも合致します。
つまり、マイナス18℃以下での保存という業界が定めた基準は、
十分に品質の安全が担保され、かつ味のおいしさを守るための温度なのです。そのようなことから、「10月18日」が冷凍食品の日と定められたのです。冷凍食品の技術はもちろんですが、最適な保存基準も研究されてきたからこそ、
調理現場や食卓に欠かせない「おいしい冷凍食品」が生まれ、
私たちの食生活を豊かにしてくれているのですね。
ちなみに、家庭でホームフリージングされた食品は、
厳密には「冷凍食品」とは呼べないのですが、できるだけマイナス18℃以下で保存するよう
心掛けたいものです。

新鮮な食材を調理してすぐ食べ切るのが望ましいことはいうまでもありませんが、
上手に冷凍して、貴重な食材を無駄にせず、何度も味わえるようにするのも、
食生活に豊かさを添える一つの知恵と言えるのではないでしょうか。引用元；https://www.galilei.co.jp/fukulabo/large-scale-cooking/%E5%86%B7%E5%87%8D%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%82%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%83%BB%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%BA%96%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%82%92%E8%A7%A3%E8%AA%AC/
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20231024140713/</link>
<pubDate>Sun, 29 Oct 2023 16:36:00 +0900</pubDate>
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<title>「世界狂犬病デー」に思う</title>
<description>
<![CDATA[
9月には、どうも動物に関する記念日が多いようです。

9月20日から26日は動物愛護週間です。
動物愛護管理法に基づき、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての
理解と関心を深めていただくため、制定されました。

世界ゴリラの日（9月24日）というのもあります。
絶滅の危機にある野生のゴリラの保護と、
彼らの生息地である森林などの自然を守ることを目的として、2017年に制定されました。そして、国連の記念日に指定され、
世界保健機関（WHO）や国際獣疫事務局（OIE）、世界獣医学協会（WVA）など
いくつかの国際的保健機関にも承認されている記念日として、
9月28日の「世界狂犬病デー」があります。人や動物における狂犬病を理解し、その予防法などについて、
より多くの人に知ってもらうことを目的として、
2006年（平成18年）に発足したNPO狂犬病予防連盟
（GlobalAllianceforRabiesControl：GARC）が制定しました。英語表記では「WorldRabiesDay」となります。

2007年（平成19年）以降、この日には世界の各国において毎年イベントが開催され、
狂犬病に関する教育活動や、犬への狂犬病の予防注射などが実施されています。日本では、狂犬病臨床研究会が主催し、厚生労働省が後援するシンポジウムなどが開催されます。しかし、実際のところ、この「狂犬病」という病気について、
一体どれだけの人が正しく理解しているといえるでしょうか？狂犬病は世界で５万人以上が感染する「人獣（畜）共通感染症」、
すなわち、ヒトにも動物にも感染・発症する感染症です。その病原体は、「狂犬病ウイルス」ですが、
実は犬に特異的な感染症ではなく、どんな哺乳動物にも感染すると言われ、
実際は犬よりも野生動物に多いようです。

日本では、「狂犬病予防法」に基づき、犬の飼い主には、・市町村に犬を登録すること。
・犬に毎年狂犬病の予防注射を受けさせること。
・犬に鑑札と注射済票を付けること。が義務付けられていますが、動物検疫所では、同法に基づき、
犬だけでなく、猫、あらいぐま、きつね、スカンクも検疫対象となっています。https://www.maff.go.jp/aqs/hou/52.htmlそして、狂犬病にヒトが感染した場合、致死率はなんと100%と言われています。
しかし、日本ではもうほとんど発症例がなく、国内では根絶されたとの情報もあるほどですが、
稀に「輸入狂犬病」の報告があり、感染症法では第４類に分類されています。一番最近では、2020年に海外から来日した方が発症した例があります。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rabies-m/rabies-iasrd/10301-494d01.html

狂犬病は「恐水病」とも呼ばれるように、
発症すると水を怖がると言われますが、脳・神経がやられることにより、
それ以上に重篤な神経症状を呈することが知られています。しかし、この恐ろしい病「狂犬病」には、
幸い、ワクチン（正確には中和抗体）が開発されており、
感染から48時間以内に投与すると、発症に至らず、救命できるとされています。「世界狂犬病デー」である9月28日は、
その「狂犬病ワクチン」の開発者であるフランスの偉大な生化学者であり細菌学者である、
ルイ・パスツール（LouisPasteur,1822～1895年）の命日なのです。パスツール博士は「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」という言葉でも知られ、
牛乳・ワイン・ビールの腐敗を防ぐ、低温殺菌法の開発なども手がけた人物です。
炭疽菌、結核菌、コレラ菌等の発見者であるドイツの医師であり細菌学者でもある
ロベルト・コッホ博士（RobertKoch,1843～1910年）と共に「近代細菌学の開祖」と呼ばれます。余談ですが、同じ病原性微生物であっても、「細菌」と「ウイルス」は、
似て非なる、いえ、似ても似つかないと言った方が相応しいくらい
その生物学的性質を異にするものです。ウイルスの発見は、1892年ドミトリー・イワノフスキーの研究が
発端となったと言われていますが、人類がはじめてウイルスを視覚でとらえたのは、
1938年、ヘルムート・ルスカらが電子顕微鏡を用いて、
タバコモザイクウイルスを可視化した時です。ヘルムート・ルスカの兄、エルンスト・ルスカが発明した電子顕微鏡無くしては、
ウイルスの発見はありえませんでした。

日本が産んだ偉大な感染症研究者・野口英世博士（1876～1928年）も、
黄熱病の病原体がウイルスであることを知る術もなく、感染して亡くなりました。ルイ・パスツール博士は電子顕微鏡のない時代に生まれ、
ウイルスを見たことのない「細菌学者」でしたが、
それでもウイルスである「狂犬病ワクチン」を開発されたとは、尊敬しますね。それにしても、少し疑問に思うのは、ルイ・パスツール博士の命日なのに、
「世界狂犬病デー」であって、「世界狂犬病予防デー」ではないこと。狂犬病の発症を予防するために、ワクチンが開発されたはずなのに・・？日本国内では、狂犬病の感染・発症の心配はほぼなくなったとはいえ、
新たな「人獣（畜）共通感染症」が増えています。

地球上で最も多くの人の命を奪っているのは、昔も今も感染症です。
人類と微生物との戦いは、やはりまだまだ終わりが見えないのでしょうか？※写真は「狂犬病ウイルス」、出典は国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/394-rabies-intro.html
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230924150819/</link>
<pubDate>Sat, 30 Sep 2023 15:09:00 +0900</pubDate>
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<title>「冬病夏治（とうびょうかち）」 とは</title>
<description>
<![CDATA[
～陽氣を味方に～「地球沸騰」との表現が使われる今夏の暑さ、尋常ではありませんよね。
しかも今年は、１０月頃まで”暑い日”が続くだろうとの予報です。

今夏、熱中症で搬送されたり、命を落とされた方は例年以上に多いようですし、
いわゆる”夏バテ”により体調不良に陥ったという話は、挨拶代わりのようによく耳にします。
おまけに、感染症も再び増加傾向にあり、一体、何をどうしたら健康に過ごせるの？
と言いたくなってくるような毎日ですね。
熱中症や夏バテは、いうまでもなく「暑邪」が原因で引き起こされるものですが、
中醫学では、熱中症に代表されるように、暑い所での長時間の作業により、
体力を消耗し切ってしまうような場合は「陽暑」、
エアコンの冷気に当たりすぎたり、冷飲食により体調を崩すような場合を「陰暑」と、
区別し、当然のことながら、対処法も違ってきます。

いずれにせよ、「暑邪」は大敵で、心身に相当なダメージを与えますが、
暑さは「陽」のエネルギー（陽氣）が溢れている証左でもあり、
この自然界の陽氣を上手に利用すれば、実は大きな健康効果も期待できるのです。


中醫学には『冬病夏治（とうびょうかち）』という言葉があります。
これは「冬に発症する慢性の症状や陽気不足による不調を、
夏の養生によって好転させる」という意味です。夏に自然界に溢れている「陽」のエネルギーと上手に付き合い、
自らのカラダの不足しているところを補うようにすれば、
冬の「寒邪」による不調を回避して、元気に過ごすことができるのです。

そう考えると、暑さが秋まで続くとの予報がなされている今年は、
これまでの不調をリセットするには好都合、との考え方もできそうですね。
冬場に症状が悪化したり、冷えにより引き起こされる病、
たとえば、冷え性、生理痛、関節痛、神経痛等などを抱えている人や、
風邪をひきやすい人は、「陽」の氣の不足が原因となっている場合が多いので、
とにかく、カラダを冷やさないよう心がけ、運動や入浴で適度に汗をかき、
からだを温めて新陳代謝を良くすることにより、
体内に潜んでいる余分な「陰」を追い出してしまうことが、
寒い季節にも健康的に過ごす秘訣であり、正しい夏の過ごし方と言えるのです。その意味では、暑い夏は、「養生」に最適な季節とも考えられるのです。～生活習慣と食養生～中醫学では、「夏の適度な発汗」は冬の間にカラダに溜めこんだ邪を追い出すとされ、
中でも特に、冷え性体質の改善に役立つと考えられてきました。夏の発汗が足りないと、カラダにたまった水分や冷えを十分に逃がすことができず、
そのままそれが、秋・冬の不調につながってしまいますが、
暑いからといって、冷飲食に走ったり、
一日中、エアコンのきいた室内で過ごす習慣が身についてしまうと、
毛穴が閉じて汗をかく機会が減り、
ひいては汗をかきづらい体質に陥ってしまうこともあるのです。

とはいえ、炎天下での長時間の行動は熱中症の危険もありますし、
「汗は心（しん）の液」と言われるように、
過剰な発汗は「心」を傷めてしまうことにもなります。
陰陽五行説では「火」の特性を持つとされる「心」ですが、
「火」の熱いエネルギーを原動力として、全身に血液を送り、
万物の成長を支えていますので、陽気が盛んになりすぎると、
オーバーヒートしてしまうのです。また「心」は、ヒトの情緒やメンタル面とも深く関わっている臓腑です。
夏になると、何となく気分が高揚してくるという方も多いのではないでしょうか。その「心」がオーバーヒートしてしまうと、
ちょっとしたことで過剰に興奮したり、眠れなくなったりする可能性もあります。

なので、比較的涼しい時間帯を選んで外気にあたり、
適度な発汗の機会を作るなど、無理のない範囲で発汗を促すことが必要です。繰り返しになりますが、夏は陽氣を補う絶好のチャンスですので、
カラダを冷やすのではなく、カラダを温め、重ねて陽氣を補ってくれる食べ物を、
積極的に摂取することをお勧めします。たとえば、にんじん、カボチャ、ニラ、長ネギ、ショウガ、シナモンなどがそれに該当します。
高麗人参などは最強で、お茶やゼリー、ドリンクなども売られていますので、
試されると良いでしょう。ただ、そのようなものばかり食べすぎると、「陽」が亢盛しすぎて、
のぼせを招いたり、発汗しすぎて脱水を引き起こすこともありますので、
適度にカラダをさまし、水分も補ってくれる、色鮮やかな夏野菜たち
ートマト、きゅうり、なす、ゴーヤ、すいかー等々も、適度に摂り入れるようにしましょう。もちろん、それ以外でも、適度な水分補給をお忘れなく。
添加物の多い市販のスポーツ飲料ではなく、天然水か沸騰させてさました水道水に
ミネラルたっぷりの天然の焼塩と、ほんの少しの甘味をお好みで入れて、
オリジナルの健康飲料を作るのも楽しいですね。なお、ミネラルたっぷりの天然の焼塩は、
自宅で麦茶を沸かすときや、ジュースを飲むときなどにも、入れるといいですよ。
また、エアコンの部屋にいる時には、腹巻きやレッグウォーマーなどを身につけて、
主にリンパ節の集まっている部位を冷やさないよう注意し、
免疫力を下げないようにする工夫も必要です。その場合は、できれば、毛細血管を広げ、自分の力で体を温める効果を備えた繊維から
作られているものなどを選ぶと、なお良いでしょう。四季のある国に生まれた私たちは、
自然界から多くの恩恵を受けられる幸運に恵まれています。そしてどの季節にも、自然界が発するメッセージが隠されています。

暑いのは嫌だ、と避けて通るのではなく、その意味を考え、存分に味方につけて、
一層健康な身体を手に入れ、はつらつとした人生を送りたいものです。
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230727132052/</link>
<pubDate>Tue, 22 Aug 2023 13:21:00 +0900</pubDate>
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<title>『７月７日』に考える</title>
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<![CDATA[
早いものでもう7月。
今年も半分が終わってしまったと考えると、ちょっと焦りを覚えると共に、
子供の頃の夏休みの思い出や、夏に各地で開催される楽しいイベントが
頭の中を駆け巡って、ワクワク感も抑えられない私です。

そして、７月７日は「７」が２つ重なる日です。「７」という数字には、
良いイメージを抱いている人の方が多いのではないでしょうか？それはおそらく「ラッキーセブン」から来ているものと思われますが、
この言葉は英語ですので、もちろん西洋が発祥です。（笑）

1885年9月30日のアメリカ大リーグ戦で、
シカゴ・ホワイトストッキングス（現シカゴ・カブス）の優勝がかかった試合の7回に、
同チームの選手が打ち上げた平凡なフライが強風に吹かれてホームランとなり、
これが決め手となって優勝を決めたことから、
勝利投手となったジョン・クラーソンがこの出来事のことを「luckyseventh」と語り、
それが「ラッキーセブン」が一般的に使われるようになった発端であると言われています。しかし、西洋で数字の「７」が良い意味で特別な数とされるのは、
上記の出来事よりはるか昔、旧約聖書の『創世記』に、
「神が天と地と万象とを6日間で創造し、7日目を安息日（休息日）とした。」
と記されていることに基づくといわれ、
1週間を「7日」とする習慣も、これにより定められたとされています。

「７」は聖なる数として扱われているため、「7大陸」や「7つの海」という言い方には、
「全ての」という意味合いが込められているものと考えられます。

そして、「七つの大罪」の「罪」とは、カトリック教において、
ヒトを罪に導く可能性があると見なされてきた邪欲や良くない感情を言い、
具体的には「高慢」「物欲」「嫉妬」「怒り」「色欲」「貪食」「怠惰」を指します。さらに、ローマ教皇庁は2008年3月に、
「遺伝子改造」「人体実験」「環境汚染」「社会的不公正」「貧困」
「過度な裕福さ」「麻薬中毒」を新たな七つの大罪として発表しました。

また、七元徳（しちげんとく）とは、
カトリック教の教義における7つの基本的な徳を指しますが、
それは、古代ギリシアの「知恵」「勇気」「節制」「正義」の4つの枢要徳に、
新約聖書の『パウロの手紙』にある「信仰」「希望」「愛」の3つの徳を加えたものです。このように考えてみると、「７」という数字は、
実に深い意味を持つ、特殊な、聖なる数字であるとうなずけます。

では、日本を含む東洋で、
「７」という数はどのようにとらえられているのでしょうか？東洋や我が国においても、実は「７」のつくものはいろいろあります。七福神、七草がゆ、七五三に、七味唐辛子、なんてのもありますね。
七味唐辛子は唐辛子を中心に７種類の生薬を配合した、江戸・薬研堀発祥の香辛料ですが、
どんな料理にでも合うと、今や海外でも大人気のようです。また、「７」という数字は、私たちの生命やカラダとも深い関わりがあります。
７つのチャクラ…もそうですね。そして、特に女性のカラダは、東洋医学では
７年周期で変化が訪れるとされています。

中医学の古典である「黄帝内経」によると、女性は七歳で永久歯に生え変わり、髪が伸び、
十四歳で初潮を迎え、
二十一歳で身体が成熟し、
二十八歳で最高潮に達し、
三十五歳で容姿や機能が衰え始め、
四十二歳で白髪が目立ち始め、
四十九歳で閉経を迎える、
五十六歳で体力の低下や目の衰えが見られ...とされています。また、女性の月経や、お肌のターンオーバーの周期も
28日であることはご存知ですよね、
もちろん、多少の個人差はありますが...こう考えると、やはり「７」という数字は、
特殊で、神聖な数字であることを認めざるを得ませんね。伝統的な年中行事は、三月三日の桃の節句や、五月五日の端午の節句など、
奇数が重なった日に多くありますが、これは、節句が
古代中国の「陰陽五行」論に基づいて生まれたことに関係しています。

陰陽五行の思想では、奇数は縁起の良い「陽」、偶数は縁起の悪い「陰」とされています。
一月七日「人日（じんじつ）」、三月三日「上巳（じょうし）」、五月五日「端午」、
七月七日「七夕（しちせき）」、九月九日「重陽（ちょうよう）」の五節句は、
奇数同士を足して偶数になる日は「陽から転じて陰になりやすい」とされていたことから
「大変めでたい日」とされていた一方、「陽の気があまりに強すぎて不吉である」とも考えられ、
邪気を祓うために厄除けや禊が行われていました。それが、節句行事の始まりとされています。
しかしやがて、不吉であるという考えは薄れ、「縁起の良い吉祥の日」として、
江戸幕府によって暦に制定され、全て祝日とされました。

しかし現在、五節句のうち、祝日として残っているのは、
五月五日の「端午の節句」、そう「こどもの日」だけです。

「陽」の数字を取り入れた典型的な行事が七五三です。
十一月十五日は旧暦の陰陽において何事も吉の日とされており、
江戸時代に縁起担ぎを好んだ武家によって、古来の成長儀礼が行事として確立されました。そして、奇数の中でも特に聖なる数である「７」が重なった７月７日は、
「たなばた祭り」と呼ばれるならわしがありますが、上述のように、
正確には「しちせき」という節句であり、7月7日夜に行われる”星まつり”を指します。7月7日に最も光り輝くとされること座のベガ（織姫）と、わし座のアルタイル（彦星）
が、1年に一度、天の川を渡って再会できるロマンチックな日とされ、
この日にデートをする若いカップルもいるようですね。『笹の葉さ～らさらのきばに揺れるお星様キラキラ金銀すなご・・』と歌いながら、短冊に願い事を書いて笹竹に吊るした、子供の頃が懐かしいですね。

笹竹は生命力が強く、中が空洞になっていて神が宿っていると考えられており、
神聖なものとして扱われていたそうです。
またまっすぐ天に向かって伸びていくことから、願い事が星に届きますように・・
と言う意味合いも込められ、この行事に使われるようになったと言われています。

ところで何故「しちせき」が「たなばた」と読まれるようになったのかについては、
神様のために着物を織るときに使われた機織り機「棚機（たなばた）」に
ちなむとされています。べガ（織姫）は裁縫を司る星なので、中国ではこの日、
庭に裁縫道具を供えて、裁縫の上達を星に祈ったそうですが、
日本でも奈良・平安時代の貴族たちの間で宮中行事として、
七夕に女性が機織や裁縫をはじめとする
芸事の上達を願うようになったと言われています。七夕には供え物をしたり、里芋の葉にたまった夜露を集めて墨を摺って
「梶の葉」に歌を書いたりしていたそうですが、
これが、江戸時代に始まった伝統行事、笹飾り（短冊）の原型と言われています。聖なる数字「７」が重なった節句の日は、本来、こういう日だったのですねえ。
七夕シーズンにあちこちで目にする笹飾りの風習は、
現在も夏の風物詩となっていますね。ところで、五節句には今もそれぞれ、その日に食べるとされる食べ物がありますが、
７月７日には何を食べるのでしょうか？

昔、七夕にはそうめんの原型とされる「索餅（さくべい）」がお供えされていました。
小麦粉と米粉を混ぜ合わせて作られますが、
織姫は、織物が得意だったということから、
「糸の束」に見立てた今の素麺のような形にしたという説や、
天の川に見立てたという説があります。
現在も地域によっては、七夕にはそうめんを食べる文化が残っています。暑くてジメジメしたこの時期、あまり食欲が進まなくても、
冷たいそうめんなら、気持ちよく喉元を通り過ぎてくれますよね。また、「笹」に因んで、笹寿司や笹かまぼこを食べる地域もあるようですし、
縁起の良い具材を使ったちらし寿司を食べる地域もあるようです。

しかし、やはりこの時候だからこそ、
ゴーヤ、ピーマン・万願寺とうがらしなどの緑黄色野菜や、
かんぱち、きす、たちうおなどの旬の魚を上手に食卓に摂り入れ、
来る酷暑の季節を乗り切る体力を備えたいものです。ところで、今年は２０２３年ですが、２＋２＋０＋３＝７となります。「７」という数字は、神聖なだけでなく、前出のように「全て」をも意味します。
また、良い意味での変化や変容を表すとも考えられています。タロットカードの小アルカナでは、
7本の杖が空に向かって描かれたカードがありますが、
これは立場が明確になり、問題解決に至ることを意味しています。２０２３年は後半が始まったばかり。
これから先、良い意味での変化・変容がありますように・・・
全ての人が、状況打開しながら問題解決していく年となりますように・・と祈る、「７」月生まれの私なのでした。<出典>ニッセイ基礎研究所
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=64597site=nliウチコト
https://tg-uchi.jp/topics/5924他
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230707150809/</link>
<pubDate>Sat, 08 Jul 2023 15:09:00 +0900</pubDate>
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<title>「菌活の日」に思う</title>
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<![CDATA[
風薫る５月、新緑の美しい季節...等々と謳われる5月ですが、
今年の５月は雨も多く、西日本の多くの地域で早々に梅雨入りとなりました。真夏のように暑くなったかと思うと急に寒くなったり、気温変動も激しくて、
体調維持に苦労された方も多かったのではないでしょうか。大型連休もあり、国民の祝日も多い5月ですが、
あまり知られていないものも含め、興味深い記念日もたくさんあります。国際ノーダイエットデー（5月6日）,世界笑いの日（5月第1日曜日）,
世界赤十字平和デー（5月8日）,国際看護師の日（5月12日）,世界禁煙デー（5月31日）などなど...そんな中で、面白いなあと感じた記念日の一つに、菌活の日（5月24日）があります。最近、よく聞かれるようになった「菌活」ですが、
そもそもこの場合の「菌」とは、何を指しているのでしょうか？近年の分類では、地球上の生物は「動物」「植物」「菌類」に分けられるとされています。
つまり「菌類」は、動物でも植物でもない生物体、ということになるのですが、
広義の「菌類」とよばれるものには、細菌類、真菌類、変形菌類、卵菌類などがあります。「細菌」は、ウイルスとは違って、細胞壁を持ち、自己複製能力を持った微生物です。
結核菌や肺炎球菌、ピロリ菌など、私たちのカラダに病気をもたらすものがある一方で、
乳酸菌や納豆菌、麹菌など、私たちの生活に欠かせない有益なものもあります。
「真菌」には、キノコ、カビ、単細胞性の酵母などが含まれます。
狭義の「菌類」は、この真菌類を指すことから、「菌類」の本家とも考えられます。
植物では種に当たる胞子とよばれるものが成長し、
菌糸とよばれる糸状の細胞を網のように伸ばして、急速に成長していきます。
その成長速度も、生命力も、地球上の生物随一と言っても過言ではないほどです。カビの中にも、病気をひき起こすものもあれば、
ペニシリンの原材料である青カビのように、有益なものもあります。
ブルーチーズは、青カビが持つリパーゼがチーズの乳脂肪を分解し、
脂肪酸に変えることにより、脂肪を効率的に吸収できるため、
食べても太りにくく、美容効果にも優れていると言われています。
「変形菌」は、真正(性)粘菌とよばれることもあり、細菌などを捕食して分裂・増殖します。
その生活環は独特で、単細胞のアメーバ細胞または鞭毛細胞である時期や
変形体とよばれる多核アメーバ体である時期、
胞子を形成・散布する小さなキノコのような子実体である時期をもちます。
「卵菌」は、鞭毛菌類あるいは藻菌類とも呼ばれ、菌類が退化した藻類であるされています。
菌糸体に似た形態を持つものもありますが、現在は「菌類」とは系統を異にすると考えられています。このように、ひとくちに「菌類」と言っても、様々ですが、
では、『菌活』とは、一体どのような行動を指し、
そして私たちのカラダにどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか？

また、「菌活」よりもよく耳にし、
免疫活性にも効果的とされる『腸活』との関係は、どうなのでしょうか？「菌活」に、明確な定義はないそうですが、一般的には、
『カラダに良い働きをする菌を食事から摂り入れる』ことと認識されています。

私たちのカラダの各部ー皮膚・口腔・鼻腔・上気道などの呼吸器官、
胃・腸などの消化器官、子宮や膣、膀胱・尿道などの泌尿器系ーには、
常在菌とよばれるたくさんの菌類が棲みついていますが、
中でも腸内には、推定1,000種類以上、総数100兆個もの菌がいると考えられており、
その重さは、実に1～2kgにもなると言われています。

その中で、「カラダに良い働きをする菌」といえば、
いわゆる「善玉菌」と呼ばれるもので、馴染みの深いものとしては、
ビフィズス菌、乳酸桿菌ラクトバチルス（乳酸菌）、フェカリス菌などが挙げられます。なので、それらを豊富に含む、ヨーグルトなどが好んで消費されるわけです。しかし、最初に「菌活」という言葉を生み出したのは、ヨーグルトメーカーではなく、
長野市に本社を置くホクト株式会社という、きのこ総合企業なのです。「菌」という漢字は訓読みで「きのこ」ですから、言われてみれば、
「菌活」とはまさに「きのこを食べる」ことであると、考えられなくもありません。

「きのこ」を、積極的に日々の食事に摂り入れることにより、
一年を通じて健康に過ごしてもらうことを目的として、
同社が2013年（平成25年）にテレビコマーシャルで
「菌活」という言葉を初めて全国発信した日にちなんで、
一般社団法人・日本記念日協会により、5月24日が「菌活の日」として、認定・登録されました。きのこは菌100％の食材であり、菌そのものだけを食べることのできる唯一の食材です。
善玉菌の餌となり、腸内の老廃物の排泄も促す豊富な食物繊維を含むため、
腸内環境を整えることに役立ちます。他にも、免疫活性作用をもつとされるβ-グルカンや、疲労回復効果のあるビタミンB群、
さらには、筋肉の合成や運動による疲労の軽減、睡眠や目覚めの改善にも役立つ
オルニチンも含むなど、まさに「健康食」の代表ともいえます。
低カロリーであり、便秘改善やダイエットの効果が期待できることも嬉しいですね。
他方、前出の「腸活」とは、
「バランスのよい食生活や適度な運動などによって、腸内環境を整える」ことにより
健康維持、増進をはかることを指します。腸内、特に小腸には免疫細胞の実に７割が集まっており、
腸内環境は、精神的・身体的にも私たちに大きな影響を与えますが、
何より免疫力に大きく関与しています。
善玉菌を増やすことにより、腸内環境を調えることは、健康維持の基本中の基本です、

こう考えてみると、「腸活」と「菌活」は、
ともに腸内環境から健康維持にアプローチするという点で
極めて近いものであると言えるでしょう。

きのこはもちろんですが、善玉菌や、それを増やすことのできる食材を
積極的に摂り入れることにより、腸内環境をバッチリ調えるという食習慣を続けていけば、
薬に頼らずとも、感染症をはじめとする諸病に撃ち負けない、そして老化をも退ける、
強力な免疫力を備えたカラダを作ることも夢ではないと考えられます。いずれにせよ「菌」は、自然界で私たちと共存する仲間であり、
（良い効果をもたらしてくれる菌は）天からの恵みでもあります。それをどのように発見し、どう活用できるかが、
私たち人類の今後の健康や寿命の鍵を握ると言っても過言ではないでしょう。「菌類」の宝庫である自然界には、人類が知り得ない「宝」が、まだまだたくさん眠っています。
研究者たちの地道な努力により、次々と新しい「菌」が発見されていますが、
それらの中には、これまで確認された地球上のどんな物質より
強力なパワーを秘めたものもあるようです。長野県の糠床から、日本人研究者によって発見されたとある菌が、まさにそれです。
乳酸菌の一種であることがわかっており、2023年3月に、
「これまで地球上で確認されていない新規の物質」であることが認定されましたが、
それに先立ち、マウスの実験で、35種類の遺伝子を10倍以上に活性化することが
科学的に証明されています。

病気や不調の多くは、細胞の老化や、免疫力の低下（またはアンバランス）によるものです。
眠っていた遺伝子を蘇らせることができれば、持って生まれた『自然免疫を活性化』し、
『自分の力で自分を治す』ことができるものと考えられます。

実際、現時点での”最強の免疫活性物質”とも考えられるこの「菌」は、
研究が重ねられた末に製品化されており（東京大学特許）、
医療機関でも７-８年の使用実績がありますが、使えば使うほど、
現代医学では治療効果のなかった重篤な症状に対しても、改善例が後を絶たず、
世界的権威と呼ばれる著名な医師たちの間からも、絶賛の声が絶えないそうです。『薬の効かない感染症』に対する効果も、認められているとのことです。
他にも、この商品を摂取した人たちからは、検査値の改善は言うに及ばず、
体温が上昇した、睡眠の質が良くなった、記憶力が戻ってきた、
パニック障害が起きなくなった、便秘がなくなった、ストレスが緩和された、
いつの間にか血糖値が正常化していた、白髪やシミが減った、不安症からの脱却など、
枚挙にいとまがないほどの嬉しい報告例があるそうです。
免疫力は、健康な人でも、40歳では20歳の時の２分の１、
80歳では１０分の１になると言われています。
老化細胞を排除する免疫の力が低下することにより、老化が進行し、
さまざまな不調や美容上の変化、時として重篤な病にも悩まされることになってしまうのです。強い薬のように正常細胞にダメージを与えることもなく、
持って生まれた遺伝子を蘇らせることにより、
『自分の力で自分を治す（防ぐ）』ことができるという医学を超えたパワーを、
小さな小さな「菌」が秘めているなんて・・・不老長寿も夢ではなくなるかもしれません。

今更ながら「菌活」の重要性を認識するとともに、
こんなすばらしい「菌」を、大きな不調に陥る前に日常生活に採り入れて、
いつまでも心身ともに若々しく、美しく、穏やかに、
健康で前向きな人生を送りたいものだと改めて思うのでした。

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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230608150756/</link>
<pubDate>Wed, 31 May 2023 17:20:00 +0900</pubDate>
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<item>
<title>「マラリアの日」に思う</title>
<description>
<![CDATA[
世界中をパニックに陥れたSARS-CoV-2によるパンデミックも、
収束とまではいかないまでも、一つの区切りを迎えようとしています。

我が国でも、大型連休明けの５月８日をもって、感染症法上の位置付けが、
現在の２類から、季節性インフルエンザ等と同じ５類に引き下げられることが決まりました。

この決定には、当然のことながら、立場により、賛否両論あるようで、
確かに、はたして本当に正しい決定なのかどうか、
現時点では何ともいえないところかと思いますが、
種々の規制が解除され、日常が戻ってきた一般の国民の意識が、
「感染症はもう終わった」とならないこと願うばかりです。なぜなら、この地球上で生活する限り、我々人類と感染症との縁が切れることはなく、
それは歴史を振り返ってみても明らかではありますが、今後、
いえ、今この瞬間も、CoVID-19以上に手強い感染症の病原体たちが、
虎視眈々と自己主張を始め、勢力拡大を狙っているからです。一時的な流行、すなわちパンデミックではなく、
地球上で持続的に、多くの感染者や犠牲者を出し続けている感染症はいくつもあります。それらの中でも、『世界三大感染症』と呼ばれるものをご存知でしょうか？

AIDS（後天性免疫不全症候群）...HIV（ﾋﾄ免疫不全ｳｲﾙｽ）による→血液・体液を介して感染
結核...結核菌（細菌）による→空気感染、飛沫感染
マラリア...マラリア原虫（寄生虫）による→蚊が媒介国連は、持続可能な開発目標（SDGs）の一つとして、
２０３０年までにこれら『世界三大感染症』の制圧を掲げていますが、
COVID-19の蔓延という予期せぬ事態も加わり、仲々難航しそうです。COVID-19とは違い、これら疾患のパンデミックは、
現在も継続していると言っても過言ではありません。ところで、一口に「感染症」と言っても、その原因となる病原性微生物の種類は様々です。
細菌、ウイルス、マイコプラズマ、真菌、リケッチア、原虫（寄生虫）etc...
もちろん、それらの各々に、またたくさんの種類があり、対処法も違ってきます。

上記、「世界三大感染症」と呼ばれる疾患は、原因となる病原性微生物が、
各々、ウイルス、細菌、寄生虫と異なっており、
すなわち感染拡大の経路も全く違っているところが、また興味深いです。これは、どんな種類の微生物であっても侮ってはいけない、
人間の想像力を遥かに超えた生存戦略を微生物は持ち合わせている、
のだということを如実に示しているとも言えますが、感染経路や病原体の生物としての特殊性と言う点では、
ヒト→ヒトへの感染経路をとらないマラリアが、
最も特徴的であると考えられるかと思います。では、その「マラリア」とは、どのようにして罹り、
どんな経過・顛末をたどる病気なのでしょうか？蚊が媒介して原虫が赤血球に寄生するマラリア（malaria）は、「悪い（mal）空気（aria）」という意味の
古いイタリア語を語源とし、現在でも、年間推定感染者約２億人、
死者は数十万人から百万人と言われる深刻な感染症です。

Plasmodium属の寄生虫-マラリア原虫を持った蚊（ハマダラカ）に刺されることによって
ヒトの赤血球内にマラリア原虫が寄生することにより発症しますが、
1880年にフランスの病理学者であるシャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン（1845～1922年）が
赤血球内に寄生するマラリア原虫を発見するまでは、空気感染する病気と考えられていました。その後の研究で、メスのハマダラカが産卵のためヒトを吸血する際、
唾液腺に集積していたマラリア原虫のスポロゾイトがヒト体内に侵入すると、
血中に入ったスポロゾイトは45分程度で肝細胞に取り込まれ、肝細胞内で分裂を開始し、
数千個のメロゾイトになった段階で肝細胞を破壊して血中に放出されることがわかりました。赤血球に侵入したメロゾイトは、輪状体（早期栄養体）、栄養体（後期栄養体、あるいはアメーバ体）、
分裂体の経過をたどり、8～32個に分裂した段階で赤血球膜を破壊して放出され、
新たな赤血球に侵入して上記のサイクルを繰り返すことにより、増殖します。こうして増殖を繰り返し、短期間にどんどん赤血球を乗っ取っていくのですが、
原虫により膨らんだ赤血球が細い脳血管に詰まったりすると、
脳マラリアと呼ばれる状態となり、意識障害や腎不全などを起こし、死に至ることもあります。マラリア原虫には数種類あり、ヒトに感染するものとしては、重症化しやすく最も致死的な熱帯熱マラリア（P.falciparum）、
再発・周期的な発熱を繰り返すこともある
三日熱マラリア（P.vivax）、四日熱マラリア（P.malariae）、卵型マラリア（P.ovale）

の４種があるとされてきましたが（（）はいずれも原虫名）、
2004年以降は、それまでサルのマラリアとされてきたP.knowlesiのヒトでの集団感染例が相次ぎ、
2012年には、マレーシアから帰国した日本人の発症例（輸入マラリアと呼ばれる）
も報告されるなど、人畜共通感染症の新たなマラリアも加わりました。マラリアは、熱帯・亜熱帯を中心に世界100カ国以上で蔓延していると考えられ、
患者数は約２億人／年（累計ではありません）、
死者は、21世紀に入って激減したものの、
現在もまだアフリカの子供を中心に60-70万人／年であると推定されています。


死者のほとんどは、熱帯熱マラリアによるものですが、
蚊の媒介を必須とし、ヒト→ヒトへの感染経路をもたない疾患でありながら、
lこれだけの感染者や死者を出しているとは、驚異的かつ脅威的な感染症です。
（サルマラリアと呼ばれてきたP.knowlesiについては、
サル－蚊－ヒトでの感染サイクルは確認されているものの、
ヒト－蚊－ヒトでの自然感染はまだ確認されていないうようです。）

致死的ではないとされる三日熱マラリアや卵形マラリアでも、
肝細胞内で原虫の休眠体（ヒプノゾイト）が形成された後、
分裂を開始して血中に放出され、高熱を伴う症状が再発を繰り返すことがあり、
四日熱マラリアでは、軽度の原虫血症が何十年も持続して，
免疫複合体を介した腎炎またはネフローゼや熱帯性脾腫に至ることもあるなど、
きわめて厄介な疾患であることに違いありません。地球温暖化の影響により、マラリア媒介蚊が生息し得る国や地域は拡大し、
我が国でも、南西諸島などは、マラリア自然発生の条件を満たす環境となっています。またこれまでも、海外からの帰国者による輸入マラリアの例はありましたが、
COVID-19による行動制限が解除され、海外航行者が以前の水準に戻った場合、
再び増加する可能性があることは疑いありませんし、
日本ももはや、マラリア感染は「対岸の火事」と言い切れなくなっていることを、
国も国民も、認識する必要があるのではないでしょうか？
実は、かつて私も、この「マラリア」という感染症の研究に
携わっていたことがあるのですが、文部科学省が
寄生虫分野の研究としてはかなりの額の研究費をマラリア研究機関（者）に配分するなど、
当時から我が国でもも制圧・撲滅のための研究を推進する動きは盛んだったのですが、
日本のみならず、世界中の研究者たちが、自らの危険をも顧みず、
簡易キットを持って現場に足を運び、患者の採血をしたり、蚊を捉えたり、
その情報をもとに治療薬やワクチン開発に奔走したりと、
寝食を忘れて研究に没頭しても、マラリア原虫はそれを嘲笑うかのように、
巧みにヒトの免疫機構をすり抜け・・・
結果、未だマラリアの制圧・撲滅には至っていないという現実があるのです。

COVID-19のように、早期にワクチンや治療薬が開発された感染症もある一方で・・
と、忸怩たる思いです。こんな「人類の敵」とも言えるマラリアの制圧・撲滅に向けて、
2000年（平成12年）4月25日、ナイジェリアにおいて、マラリア撲滅国際会議が開かれました。これを記念して、WHOが、4月25日を「世界マラリア・デー」（WorldMalariaDay）と制定し、
2008年（平成20年）より、この日を中心に、世界中で、
マラリアの撲滅を呼びかけるイベントやキャンペーンなどが開催されるようになりました。それに先立ち、2002年１月にはスイス・ジュネーブで、
低・中所得国での三大感染症対策に資金を提供する機関として
『世界エイズ・結核・マラリア対策基金』（略称:グローバルファンド）が設立されました。国連内に作られた基金ではなく、個人や企業の出捐による民間財団でもなく、
政府・民間財団・企業などが拠出した巨額の資金を運用する官民パートナーシップにより
成り立っていることが特徴で、G7をはじめとする国際社会から大規模な資金を調達し、
100以上の国・地域に支援しています。

誇らしいことに、日本はこのグローバルファンドの「生みの親」のひとつと言われています。
2000年のG8九州・沖縄サミットで、議長国である日本が、
感染症対策を主要課題として取り上げ、追加的資金調達と国際的なパートナーシップの
必要性について、G8諸国が確認したことが、設立の発端となったからです。感染症＝病気の制圧というと、治療薬やワクチン開発にばかり目が行きがちですが、
マラリアという病気の特殊性を考えた場合、
まずは媒介蚊に刺されないようにするため、流行地域に蚊帳を配布したり、
ボウフラの発生を抑えるため、上下水道を整えるなど、
生活環境の改善を試みるだけでも、効果が認められるものと思われます。実際、かつては推定200万人程度だった年間死者数が、今世紀に入り激減した背景には、
アフリカ南部地域などにおいて、殺虫剤で処理された蚊帳を利用できる人が増えたことが
考えられるとWHOも発言しています。他には、簡易診断キットの開発・普及により、安価で早期診断が可能となったこと、
生薬から抽出されたある成分が、マラリアに効果を示すことがわかり、
安価で副作用の少ないマラリア治療薬として
多くの地域に行き渡るようになったことなどもあります。早期の治療薬やワクチンの開発を望むことはいうまでもありませんが、
それには、時間やお金はもちろん、高度な専門知識を要する人材や設備も必要となります。その完成を待つのではなく、より簡単かつ迅速に実行に移せ、
副作用の心配もない「マラリア感染防止対策」にも力を注ぐべく、
グローバルファンドを有効活用していただきたいものだと願う次第です。そして、マラリアのみならず、1日も早く『世界三大感染症』が制圧されますよう
祈らずにはいられません。引用元；NIID「マラリアとは」「世界マラリア・デー」他
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230408180237/</link>
<pubDate>Sat, 29 Apr 2023 09:03:00 +0900</pubDate>
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<title>「未病の日」に思う</title>
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<![CDATA[
私たちは、日頃何気なく「健康」という言葉を口にしていますが、
では「健康ってどういう状態をさすの？」と聞かれて、
明確に答えられる人は、そう多くないのではないでしょうか？
WHOが提唱している「健康」の定義は、ー健康とは、単に疾病がないというだけでなく、肉体的にも、精神的にも、
そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいうーとなっています。

しかし、これだけでは不十分だとの意見も多く、WHO執行理事会において、
社会的にも、の後に、「spiritual（霊的）にも、dynamic（動的）に」を加えた
新しい健康の概念が検討されたこともありましたが、正式には採択されていません。しかし、実際、”真の健康”を考えるにあたってには、
やはりこれらも加えるべきなのでは・・という気もしなくはないですよね。

いずれにしても、「すべてが満たされた状態にあること」＝健康なのだとしたら、
「自分は健康だ」と断言できる人って、一体、どれくらいいるのでしょうか？

では、健康とは言い切れない人（状態）=病気かというと、そうでもありませんよね。

この「健康でもないが、病気でもない状態」、これを『未病』といいます。この「未病」という言葉は、今から約2000年前、
古代中国の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』に記載されたのが最初と言われています。中国や韓国の医療ドラマを見ていると、王やその家族の主治医が、
脈などを診て体調を判断し、煎じ薬や食事の献立（食材）を指示する場面がよく出てきますが、
これはまさに、未病を発見し、病気に移行する前に治そうとしているのです。

黄帝内経にも、『未病の時期に治すのが聖人（名医）』」といった記述がありますが、
「治未病」「未病先防」という、西洋医学には存在しない概念を持つ中医学では、
このように、「病気になる前に見抜き、治すことができる」医師こそが名医であり、
上医・中医・下医という医師の職階の「上医」に該当します。

また、「薬食同源」を重要な基本理念の一つとする世界でもありますので、
食事指導により「治未病」「未病先防」を叶えることも多いことから、
「食医」と呼ばれることもあります。しかし、法律的に西洋医学を”国の医学””標準医療”と定める我が国では、
残念なことに、この「未病」という概念を正式に認めていません。

そのため、広辞苑にも長く掲載されることはなく、
日本語としての認知度は決して高くなかったという実状があります。江戸時代の本草学者・儒学者である貝原益軒の名著『養生訓』には、
『病が未だ起こらない状態で、養生が必要だが、そのまま放置しておけば大病になる』
と書かれているにも拘らず・・・です。しかしながら、高齢化社会による、医療保険・介護保険の財源問題や、
パンデミックを経験したことによる国民の健康意識の高まりが、
近年の健康ブームに拍車を掛ける形となり、
「予防医学」の重要性が、一層叫ばれるようになってきています。

我が国も「未病」という概念の重要性に気づき始めたようで、
厚生労働省も令和に入り、「未病指標」というものを公表しています。未病とは、高血圧、高脂血症、高血糖、肥満、動脈硬化、骨粗鬆症、メタボリック症候群など、
検査で一定の異常が認められるものだけでなく、
倦怠感・疲労感、肩こり、冷え、のぼせ、疲れ、手足のしびれ、めまい、食欲不振、気力の低下、
睡眠の質の低下、婦人科領域に多い不定愁訴なども含まれますが、重篤な状態に陥る前に、未病の段階で治す（あるいは予防する）
「治未病」「未病先防」こそが、予防医学の根幹とも言えるのです。そして、その中心となるのは、食生活を中心とした生活習慣の改善、
及びストレスを溜め過ぎないなどの、心の健康管理かと思われます。

中医学を含む東洋医学・伝承医学では、未病は元々、治療対象であり、
食事療法や漢方薬などの「内治」、鍼灸や推な（中国式手技療法）などの「外治」他、
気功（内治・外治）などを組み合わせて症状を改善するだけでなく、
病気になりにくいカラダ作りも叶えることが可能です。

弊所でも、「自分を知り、自分で治す」ことをモットーに、
簡単な健康チェック・未病発見の方法や、自分でできる不調改善法をお伝えする、
健康カウンセリングや講座などをご用意しております。微細な生理的変化を検出する最新機器等が次々と登場している今、
”西洋医学的未病”のようなものも、今後増えてくるものと考えられますが、
西洋医学では確固とした治療法が見出せない場合も少なくありません。「未病」の重要性を普及事業・啓発する目的で、
「未病の日」なるものを定める団体もいくつか存在しますが、
各々、まちまちの日を提唱しているようです。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された「未病の日」は3月20日ですが、
これは2017年、コーヒーや茶類の通信販売事業である
ブルックスホールディングスによって制定されたものです。貝原益軒の誕生日である12月17日を「未病の日」と定めた学術団体や、
WHOが定める「世界保健デー」である4月7日を「未病管理の日」とする
別の学術団体もあります。「未病管理月間」を定めて未病改善に取り組む、神奈川県のような都道府県もあります。このように、一年に何度も存在する（笑）「未病の日」「未病管理の日」ですが、
いつが相応しいのか、などと考えるのではなく、
一年を通して未病を意識する機会がたくさんあることを、
ありがたいと捉えてみるのはいかがでしょうか？


これからも「カラダの声」に常に耳を傾け、小さな未病でも軽く考えず、
自らも一層の健康管理に努めるとともに、予防医学の重要性を説いて、
これまで以上に、皆さんの健康・長寿のお手伝いを
させていただければと考える今日この頃です。
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230408134416/</link>
<pubDate>Fri, 24 Mar 2023 13:45:00 +0900</pubDate>
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<title>世界希少・難治性疾患の日に思う</title>
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健康に過ごせるって、決して当たり前のことではないのですよね。
病に苦しむ人、病と闘っている人たちは、世界中にたくさんいます。
そして、その背景は様々です。生まれつき健康に恵まれない人もいれば、
自らの生活習慣や不摂生により病を負ってしまう人、
あるいは、何が原因かわからぬまま、ある日突然、病に倒れるという人もいます。

医学の進歩により、かつては不治と言われた病でも、
共存して天寿を全うできるケースも増えてきていますが、
患者数が極めて少ないために研究が進んでいなかったり、
病気のメカニズムが複雑で、診断法や治療薬の研究開発が困難を極めている病もあります。

そのような病を、我が国では、
希少病、あるいは難治性疾患（難病）と呼んでいます。「難治性疾患」とは、厚生労働省が認定する難病のことではなく、
もっと一般的な意味で使われており、
「治療が特に難しく、病状も長く持続するため、日常生活の負担が大きい病気」
を指します。難治性疾患の中でも、患者数が非常に少なく、
有効な治療法が存在しないものを、希少疾病と言い、厚生労働省は
「対象患者数が本邦において5万人未満であること」と定義しています。
欧米では古くから希少疾患という呼称が用いられてきたようですが、
では、具体的にどのような病気がそれらに該当するかというと、
比較的耳にするものとしては、パーキンソン病,全身性エリテマトーデス,もやもや病,多発性硬化症
重症筋無力症,IgA腎症,クローン病,潰瘍性大腸炎etc...

が挙げられるようですが、希少疾患は世界に実に7,000種類以上もあり、
日本での患者数だけでも750-1,000万人、
世界全体では実に3億5千万人（全人口の約5％）と推定され、
決して「希少」とは言えない数なのです。

希少疾患・難病リストMedicalNote
https://medicalnote.jp/diseases/minor前述のように、希少・難治性疾患に苦しむ人は世界中にいるにも拘らず、
認知度が低いために、社会の理解が得られず、偏見に苦しんだり、
有効な治療法がないことに絶望したりする人が、国を問わずいらっしゃいます。また中には、指定難病に認定されていない病もあるため、
高額の医療費負担に苦しんでいる方々もおられます。いずれのケースも、本当にお気の毒なことで、胸が痛みます。

このような現状を鑑み、毎年2月最終日をRareDiseaseDay(RDD)として、
より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者さんの生活の質の向上を目指して
世界的規模で、イベントが開催されるようになりました。2008年にスウェーデンで始まったこの活動の趣旨に日本も賛同し、
2010年から2月最終日にイベントを開催しています。
では何故『2月最終日』かというと・・
それは、1年で最も「希少な」日が、2月29日であることに由来するようです。しかし、「2月29日」としてしまうと、閏年である4年に一度しか開催できないため、
2月の最終日を、我が国では『世界希少・難治性疾患の日』(RDDJAPAN)と定め、
平年は2月28日、閏年は2月29日にイベントが行われるようになりました。

日本では「難病」「難治性疾患」という呼称が
従来より用いられてきた背景を踏まえ、「世界希少疾患の日」ではなく、
「世界希少・難治性疾患の日」としたようです。
まだ歴史の浅い記念日・イベントですが、
患者さんやそのご家族と社会をつなぐ架け橋となり、
希少・難治性疾患の認知度向上のきっかけとなること、
そして、ひいては診断法や画期的な治療法の開発につながることが期待されます。我が国では、近年、政府をはじめ多くのステークホルダーが
状況の改善に向けて取り組みを強化しており、
2015年には「難病の患者に対する医療等に関する法律（通称：難病法）」
に基づく、新たな医療費助成制度が始まりました。

医薬品医療機器総合機構（PMDA）及び厚生労働省などが中心となり、
希少疾患の治療薬（オーファンドラッグ）の開発も推進されています。

また、2017年に開催されたアジア太平洋経済協力（APEC）の
第7回健康と経済に関するハイレベル会合においては、
日本の経済産業大臣を含めた各国の閣僚が、
「希少疾患の診断と治療に関するイニシアチブ」に署名するなど、
希少疾患領域に対する取り組みを強化する意思表示をしています。このような流れを生んだ陰には、患者さんやそのご家族たちの涙ぐましい努力もありました。
悲観するだけでなく、『諦めたら、何も始まりません』と、
自ら積極的に行動を起こし、国を動かした人達もおられます。https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2023/02/story/ultra-orphan-drugs/繰り返しになりますが、「健康であること」は、決して当たり前のことではありません。
誰でも、いつ何時、原因も治療法もわからない病に冒されてしまうか、わからないのです。

医学の進歩に期待することはもちろんですが、上述のような社会的取り組みが、
希少疾患・難病に苦しむ人たちやそのご家族にとって、少しでも救いとなることを願いつつ、
私自身も何らかの形でお役に立てればと決意を新たにするとともに、
改めて「健康について」「命について」しみじみと思いを馳せる１日となりました。
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<link>https://shizenika.com/blog/detail/20230213230756/</link>
<pubDate>Tue, 28 Feb 2023 17:10:00 +0900</pubDate>
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